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バイオシェーカー 庫内結露発生の予防策と対応策

平素はタイテック製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

梅雨が近づき、バイオシェーカー(恒温振とう培養機)の庫内に結露が発生しやすい季節となりました。

通常使用する上では問題はありませんが、「庫内温度の設定を低温にしている」、「部品(扉パッキンなど)の劣化で庫内に外気が侵入しやすい」等、使用状況によってはご使用の機器庫内に結露が発生してしまう場合があります。

今回、庫内に結露が発生する3つのケースとその予防策・対応策をご紹介いたします。

 

Case 1: 扉パッキン等、部品に損耗がある場合




庫内温度設定が低い状態で扉とパッキンに隙間があると、常に外気とともに湿気が庫内に侵入して結露が発生する場合があります。

予防と対策
〇損耗した扉パッキンなど部品の交換をご依頼ください。
〇結露が発生した場合は都度、庫内のふき取りを行ってください。
〇ドレンホースに回収容器(ドレンタンク等)を接続して常に結露水を
 排出・回収できるようにしてください。



 

Case 2: 扉の開閉頻度が多い場合




扉の開閉頻度が多いと室内の湿気が庫内に侵入する機会が増えてしまい結露が発生する場合があります。

予防と対策
〇空調設備のある環境に機器を移動して部屋温度を低く設定し
庫内温度との温度差を小さくしてください。
〇可能な限り扉の開閉頻度を減らしてください。
〇結露が発生した場合は都度、庫内のふき取りを行ってください。
〇ドレンホースに回収容器(ドレンタンク等)を接続して常に結露水を
 排出・回収できるようにしてください。

 

Case 2: 扉パッキンの損耗が無く、扉の開閉頻度も少ない場合




扉のパッキンの損耗が無く扉の開閉頻度も少なくても、「使用環境課の温度・湿度が高い」「機器庫内の温度設定が低い」など条件が揃ってしまうと結露が発生してしまう場合があります。

予防と対策
〇ドレンコックを閉じたり、ドレンホースを塞ぐなどして
 外気(湿気)が侵入する経路を遮断してください。
〇結露が発生した場合は都度、庫内のふき取りを行ってください。

 

以上が、結露が発生するケースの一例となります。
上記の予防・対策を実施しても結露が発生する場合や、その他の不明点やご質問がございましたら、
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