FAQ:よくある質問


製品について    サービスについて    Webユーザー登録について

製品についてのFAQ

恒温振とう培養機についてのFAQ

Q.光照射用BR-180LFの蛍光灯が切れた場合、市販品と交換しても支障はありませんか?
A.光照射用BR-180LFの蛍光灯ユニットの蛍光灯は、市販されているラピッドスタートタイプ20Wの物を採用しております。電気回路を含めましてLEDの蛍光灯には対応しておりませんのでご了承下さい。
Q.BR-2Xシリーズ、およびBR-53FPにて背面の放熱ファンの風量が変化するのですが故障ですか?
A.パソコンの放熱ファンと同様に、放熱量を感知して風量を変化致しますので故障ではございません。
Q.振とう培養時、培養液をなるべく泡立てたくないのですが、良い方法はないでしょうか。
A.振とうの回転数を落とす方法もありますが、エアレーション効率が悪くなります。容器に対する培養液の量を可能な限り少なくしたほうが良いでしょう。
低細胞毒性の検証済みの培養用消泡剤を使用する事もご検討下さい。
Q.庫内温度と表示温度がずれています。直す方法を教えて下さい。
A.まず、庫内の送風口から風が出ているか確認してください。送風用の庫内のファンのモーターが故障して送風が止っていると温度ズレが生じる事があります。
また何らかの原因(設置環境や経年劣化等)で温度のセンサーが狂っている場合があります。
センサーの温度のオフセット方法は製造年ごとに多少異なっておりますので、詳細は取扱説明書をご確認ください(多くの場合、温度設定のUP/DOWNボタンを同時に数秒押しますと温度表示が点滅し始めますので、矢印の上下ボタンで測定した現在の庫内温度を入力後SETボタンにて確定します)。
Q.庫内温度が段々と上がってしまいます。
A.まず装置の型式に「FP」「FL」もしくは「LF」という型式が付いているかご確認下さい。これらの型式が付いていない装置に関しては冷却装置が付いておりません。「室温+5℃」以上の設定にて温度の維持ができる仕様となります。
次に冷却装置用の放熱ファン部に取付けてあるフィルターまわりの廃熱を妨げていないかをご確認ください。フィルターの付いている場所については装置によって異なりますので取扱説明書をご確認の上、ゴミ等が付着している場合は掃除をお願いします。
それでも改善されない場合は、冷却装置等の故障が考えられますので、お手数ですがお近くのTSC.へご連絡ください。
Q.購入直後にもかかわらず、高温での使用中に背面から樹脂が溶けたような異臭がします。
A.断熱材で使用しています接着剤成分の一部が揮発する際に樹脂が溶けたような異臭がする場合がございます。
この粘着剤は危険有害性の分類上該当しません。また時間の経過とともに薄れていきます。このような場合は機械の故障ではありませんのでご了承ください。
一方で、異臭が(1)強まってくる (2)何日もなっても異臭が収まらない (3)装置の状態が普段と比べておかしい などの場合にはお近くのTSC.へご連絡をお願い致します。
また、どちらとも判断が付かない場合はお手数ですがお近くのTSC.へご連絡ください。点検させて頂きます。
Q.BRの電源を入れるとブザーが鳴って使用ができません。どこを確認すれば良いですか?
A.BRシリーズでダイアル式の高温安全器や低温安全器の搭載機種の場合、電源を入れた時に該当の温度を超えたもしくは下回った場合に安全器が働く場合がございます。ダイヤルを回して解消するかご確認ください。復旧しない場合は安全器が故障をしていたり、ツマミのネジが緩んでしまっていている場合もございます。その時はお手数ですがお近くのTSC.へご連絡ください。
Q.振とうの速度表示はされるのですが、振とうしません。どの様な状況ですか?
A.振とうの為のベルト切れが考えられます。ベルト切れの場合、振とう架台の周りになにか負荷になるモノがある場合は取り除いて頂いて、ベルトが切れている場合は交換が必要です。その時はお近くのTSC.へご連絡ください。
Q.エラー「ErrL」が表示され、装置が停止してしまいます。
A.冷凍機用放熱フィンが目詰まりを起したり、ファンの劣化により、「冷凍機過熱防止安全器」が働いて停止している可能性があります。
Q.エラー「ErrC」が表示され、装置が停止してしまいます。
A.BR-40LF,BR-300シリーズ,BR-3000シリーズ等では、電源を入れた時に試料保護安全器(低温側)の設定より外気温が低く、電源を入れると「ErrC」になってしまう場合もございます。この場合は安全器のダイアルを室温より低くする事で運転が可能となります。
それでも改善されない場合は安全器等の故障が考えられますので、お近くのTSC.へご連絡ください。
Q.プログラムの設定方法がよくわかりません
(BR-21/22/23FPおよびBR-41/42/43FLシリーズ)

カスタム培養機/スピナーフラスコについてのFAQ

Q.CO2-BR用のガスコントローラーはどの様な制御をして濃度コントロールしているのでしょうか?
A.大気とCO2ガス(マルチガスではN2もしくはO2ガスも追加)を混合BOXにて濃度を安定化させて、吐出ポンプにて対象容器にガスを送り出します。大気と混合を行うので、増殖により酸素を消費する細胞培養において効果が見込めるという評価を頂いております。分岐をしない場合はCO-GAS1000を選定し、分岐が必要な場合はCO-GAS3000を選定して下さい。
Q.CO2-BRシリーズにAIRポンプもしくはN2ガス発生装置を接続して通気をしたいのですが可能でしょうか?
A.可能です。吐出圧が40kPaを確保出来るポンプを選定して下さい。通気による培養液の蒸発量を軽減するには流量計にて通気量を調整する必要もございます。弊社のブランチユニット(分岐管)を使用する場合、Coning社250mlフラスコでは@20ml/min,500,1Lフラスコでは@25ml/min,3Lフラスコでは@40ml/minの通気量を目安にしております。通気量の加減は細胞種により異なりますので、ガスの混合と培養の条件検討が必要な場合は、プレセンス社のSFR Vario(DO,pHのリアルタイム測定装置)のご検討をお願い致します。
Q.CO2-BRのフラスコキャップの適用フラスコについて
A.フラスコキャップBはコーニング社製125ml(43114xタイプ)及び250ml(431144タイプ)に適用しております。また、通常の50mlディスポ遠沈管にも対応しております。
フラスコキャップCはコーニング社製250ml(431144タイプ)及び500ml(431145タイプ)、1L(43114Xタイプ)に対応しております。その他のメーカーはサーモフィッシャー社製500ml(4112-0500)、1L(4112-1000)、ビーエム機器社取扱WNBシリーズ250ml,500ml,1Lが使用可能です。
フラスコキャップDはコーニング社製3L(43125Xタイプ)に対応しております。
フラスコキャップEはコーニング社製5L(431685)及びトムソン社製Optimum Growthフラスコ1.6L,2.8L,5Lに対応しております。
フラスコキャップFはコーニング社製2L(43125Xタイプ)及びトムソン社製Optimum Growthフラスコ250ml,500mlに対応しております。その他のフラスコについては、各フラスコキャップのページを参照下さい。
Q.CO2-BRのフラスコキャップはどうやって無菌的に試料をセットするのでしょうか?
A.培地および細胞を入れた三角フラスコは、フラスコキャップおよびエアフィルターを閉めてしまえば中を無菌状態に保つことが可能です。
(キャップは半消耗品、フィルターは1バッチ毎の交換推奨)
クリーンベンチ内で調製して、エアフィルターを付けたフラスコキャップを閉めれば、あとは持ち運びが可能となります。
エアフィルターおよびフラスコキャップを外すときは、クリーンベンチ内で行なってください。培地の希釈を行うタイミングでOUT側のフィルターを交換する事を推奨しております。
Q.CO2-BR-40LFは、1Lよりも大きな三角フラスコを使えないのでしょうか?
A.Corning 3Lのディスポーサブルフラスコ×1本に対応できます。
Q.スピナーフラスコの取扱について
A.弊社で取扱っておりましたConing社製のスピナーフラスコは2023年より取扱を終了させて頂きました。製品に関してはコーニングジャパン株式会社にお問い合わせ下さい。

振とう機についてのFAQ

Q.御社の小型振とう機は、低温インキュベーターの中で使用できますか?
A.使用温度範囲で0℃もしくは4℃〜と表記のある製品は使用が可能です。
表記がない製品でも動くケースは多いですが、低速度の安定性は保証をいたしかねます。
また、低温から出した/低温に入れた直後は装置内部等に結露をしてる可能性があります。庫内から出した場合はコンセントを抜いた状態でしばらく放置をして、完全に乾いた状態になってからご使用下さい。
Q.振とう機NRシリーズの速度表示部に「 . . . 」というエラー表示がすぐに出てしまいます。
A.モーター保護安全器が働いています。主電源をON−OFFすればリセットできます。
許容負荷重量内で何度も安全器が働くようでしたら、振とう機の設置環境を見直す必要がございます。
振とう機を乗せている台が不安定もしくは揺れている場合に働く事がございます。
インキュベーター内の設置で1台では起きなくても同じ速度で2台以上並べて使用する場合にも起こる場合がございます。
その時は本体の揺れが起こる台の変更や棚の強度を改善して下さい。
Q.インビトロシェーカーのタイマーの設定と動作について知りたい
本体の電源を入れ、振とう速度を設定します。
タイマーを使用しない場合は「振とうした積算時間」を表示します。
タイマーを使用する場合
1.モード設定ボタンでタイマーの種類を設定する。
2.振とうのスイッチを入れる
3.タイマーの時間設定をする
4.タイマーのスタートボタンを押すとなります。
同じ設定を繰り返す場合は、タイマー終了後に「START/STOP」ボタンを
2回押して下さい。
1回目はリセットの動作で2回目はタイマースタートとなります。
タイマーの動作は3種類です。
・設定した時間で振とうが止まる「ON-OFF」モード
振とう時間の表示は残りの振とう時間を表示(カウントダウン表示)となります。
・設定した時間後に振とうを開始する「OFF-ON」モード
待機の時間表示はカウントダウンで、振とうを開始すると振とうの積算時間を表示します。
・振とうする時間と停止して待機する時間を繰り返す「ON-OFF-ON」モード
上記2タイプの組み合わせの動作となります。
時間表示はカウントダウン表示となります。
例:2時間振とう後に振とうを停止する。
モードキーを押して「ON-OFF」のLEDランプを点滅させます。
タイマーのSVの時間「H」を2回押して2時間を設定します。
修正が必要な場合は「H」「M」ボタンを同時押しでリセットされます。
この時にタイマーの時間を入力せずに「0」のままタイマーをスタートさせると
エラーとなりますので必ず数字を入力して下さい。

ミキサー/ローテーター/スターラーについてのFAQ

Q.試験管ミキサーのヘッドゴムが回ってしまいます。
A.同製品は開梱時、ヘッドゴムを外した状態になっております。
これを本体にはめこむわけですが、はめこみが浅いと撹拌時にヘッドゴムが回転してしまったり、最悪の場合は外れてしまいますので、ヘッドゴム取付け要領をご参照の上、ヘッドゴムの軸差込口がぴったり本体の軸の根元に接するまでしっかりと押し込んでください。
なお、ヘッドゴムを取付ける際は、電源コードは接続しないでおいてください。ヘッドゴムをギュッと押し込むときに、前足に内蔵されているスイッチが入ってしまうことがございます。
ヘッドゴム取付け後に電源コードを接続するといきなり撹拌がONになり、びっくりすることがありますのでご注意ください。
Q.ローテーターで1.5mlマイクロチューブに少量の試料を入れて回すと、試料が落ちないのですが…?
A.解決法としては、2.0mlマイクロチューブを使う、もしくはマイクロチューブ内のコーティングが撥水性で低吸着のタイプを使用するなどが考えられます。温度が低いほど、また試料の粘性が高いもしくは量が少ないほど、落ちない傾向にあるようです。
通常のマイクロチューブにて転倒撹拌が上手く行かない場合には底面が球形のクライオチューブなどもご検討ください。
Q.マイクロミキサーE-36で、96穴のWELLプレートやディーププレートを使用することは可能ですか?
A.別売部品で「WP-9602」という専用の架台をご使用ください。

超音波破砕機のFAQ

Q.購入時に比べて破砕に時間がかかります。/チップの先端から綺麗に出力されてない。
A.チップの先端は使用すると摩耗をします。目の細かい耐水ペーパー(紙やすりでも可)でチップの先端を磨いて頂き、平らにした状態でご確認下さい。
それでも直らない際はお近くのTSC.へご連絡ください。
Q.VP-5S,15S,30Sのマイクロチップは現行品のVP-050N,300Nに使用ができますか?
A.取り付けねじ等の違いより取り付けることができません。
Q.VP-15S及び30Sを廃棄したいが問題はありませんか?
A.電波法の設備廃棄申請の届け出が必用です。最寄りの通信局にお問い合わせの上、申請完了後に機器の廃棄をお願い致します。
総合通信局の管轄地についてはこちらから確認をお願いします。
Q.VP-050NとVP-300Nは、電波法の申請が必用ですか?
A.VP-050は高周波出力が50W未満の為、非該当です。
また、VP-300Nは型式認定済みの機器ですのでご使用者側での申請は不要です。
Q.VP-050NとVP-300Nチップ先端の洗浄の方法について
A.接液部のチップ先端の洗浄は、アルコールで拭き取りをしてから
蒸留水にチップをつけて、10秒ほど振動後に再度、拭き取りをして乾燥させてください。
また、故障を防ぐ為にコンバーターには液体が付着しないようにお願いします。
Q.VP-300Nにてエラー2や3が発生します。
A.エラー2が発生する場合は、使用するチップに対して出力の設定が弱いケースがございます。
標準ホーンの場合は40、マイクロチップの場合は10を目安にご確認下さい。
希に本体の設定のチップセレクトが違っている為にエラーとなっているお問い合わせもございますので使用するチップ設定の確認-締め込みの確認-出力値の確認の上、ご連絡下さい。
標準ホーンでエラー3が発生する場合は、ホーンの締め込みが足りないか、チップ先端が緩んでいる可能性がございます。付属の工具を使用して体重を掛けた状態で締め込みをしてください。
チップの先端が消耗している場合にも発生をします。
解消が出来ない場合はお近くのTSC.までお問い合わせ下さい。
Q.VP-300Nでステップ型マイクロチップを使用したい。
A.標準ホーンを外し、別売のカプラー(VP-CP01)を使用して取り付けて下さい。また、本体のチップセレクトの設定を変更して下さい。

ビーズ破砕機のFAQ

Q.ビーズ破砕機(μT-01,μT-12)で使用できるビーズの種類について。
A.ガラスビーズ、ジルコニアビーズ、ステンレスビース(2mLチューブでは直径5mmまで)が使用できます。
ステンレスビーズが最も破砕力が強くなりますが、1mm以下の大きさの取扱はございません。次いで破砕力が強いのはジルコニアビーズです。
ガラスビーズはφ0.1mm程度から揃えられコストも安いことから、微生物の破砕でよく用いられます。
なお、対象の大きさによってビーズの大きさを変えたり、大小ビーズを混合した方が破砕効率が良くなることがございます。
※ビーズ破砕機(μT-01,μT-12)製品ページに掲載しております、破砕データのPDFもご参照ください。
Q.ビーズ破砕機でのビーズの使い分けについて教えてください。
A.大腸菌などのバクテリアには0.1〜0.2mmのガラスビーズが向き、酵母には0.2〜0.5mmのガラスビーズまたはジルコニアビーズが向いています。
2〜3mm以上のジルコニアビースやステンレスビーズは、動植物の細胞や組織に用いられます。
特に皮膚や弾力のある内蔵筋、骨組織の小片など硬いものはステンレスビーズ、もしくは必要に応じて金属クラッシャーのご使用をおすすめします。
Q.ビーズ破砕機のサンプルへの発熱の影響が気になります。
A.μT-01,μT-12は冷却機能を備えておりませんが、低温室で使用することが可能です(詳細は仕様を参照)。しかしながら処理前にサンプルを冷却しておけば、大抵は室温より高い温度に温まることなく破砕を完了できます。気になる場合(とくに30秒以内で破砕できない場合)は、途中で一時チューブを冷却してください。またμT-12は2.0mLチューブ用の保冷用ホルダーもご用意しております。
Q.ビーズ破砕機を用いて液体窒素で凍結したサンプルを破砕したいのですが。
A.液体窒素に漬けるとプラスチックチューブが脆くなります。ビーズ破砕機は破砕力が高く、チューブ破損の危険性が高まるため基本的にはお薦めできません。
現在のところ−30℃程度での凍結であれば大丈夫なことが分かっています(おもにコニカル底チューブの場合)。
液体窒素での凍結破砕につきましては、凍結破砕機μT-48を推奨いたします。
Q.μT-01,μT-12で使用できるマイクロチューブを教えてください。
A.遠心機のローターにはまるものをお使いください。具体的にはチューブ胴部の外径がφ11mm以下のものが適合します。
φ11mm以下というのは平均的な太さですが、φ12mmのものもありますのであらかじめご確認をお願いいたします。
なおビーズ破砕という観点から、2mlチューブをお薦めいたします。Oリングが付いたスクリューキャップ(ねじ口)タイプをご使用ください。ねじ口でない場合、またOリングがないものの場合、処理中にサンプルが漏れる可能性があります。
ステンレスビーズを使用する際は、コニカル底(V底)タイプの2mlチューブをお薦めいたします。丸底ですと速度やサンプルの条件によりますが、破損をする怖れがあります。
推奨チューブ、メーカーについては製品ページにてご紹介しております。

ブロック恒温槽についてのFAQ

CTU-NEO/DTU-NEO

Q.プログラムを途中で止め、もしくは終了してから普通に恒温槽として使用したい。
A1.ESCボタンを1秒以上押すことで通常運転になります。
A2.RUN/STOPボタンを1秒以上押す事で、現在の温度のプログラムの状態で一時停止をします。プログラムのランプが点滅から点灯に変わります。この状態で温度調節を維持します。プログラムを再開する場合はもう一度、RUN/STOPボタンを1秒以上押して再開します。
Q.設定温度に達するとErrHが働いてしまう?
A.その設定温度より5℃下位の温度で温調が出来るかの確認をお願いします。問題なく使用が出来る場合は、取扱説明書のShadowモードの項を参照下さい。設定温度の代わりに高温安全器の設定を使用する温度にしている可能性がございますので、ご確認下さい。
Q.ブロックを取り出す金具は購入できますか?
A.補修部品として購入が可能です。最寄りの納入業者様経由にてお問い合わせ下さい。
Q.旧型のDTU-NやCTU-Nのブロックは使用できますか?
A.ハーフブロックの場合は取っ手をプラスドライバーで取り外す必要がございます。フルブロックは必要に応じて取っ手を取り外して使用しますが、本体にセットしてからの取り外しはケガの無い様にご注意下さい。

DTU-1B,2B,1C,2C(BN,CNも含む)シリーズ

Q.アルミブロック「AL-1136」と「AL-1136B」の違いはなんですか?
A.AL-1136は1.5mlチューブ用で、テーパー状の穴形状、AL-1136Bは2.0mlチューブ用でストレートの丸底形状をしております。それぞれにフィットするような形状になっています。ちなみに、AL-1136はブロックの上面に「A」、AL-1136Bはブロックの上面に「B」という刻印がされております。
Q.消費電力はどれ位ですか?
A.
37.0℃:約10Wh(B,C共通)
110℃:約40Wh(1B)、約70Wh(2B)
150℃:約70Wh(1C)、約120Wh(2C) となります。
Q.DTU-1Bタイプのブロックは新型のBN及びCNタイプに使用できますか?
A.弊社のALタイプのブロックは旧製品のTAL及びTAHシリーズより共用が可能です。
旧シリーズ(Nなし)の本体は修理用の基板の在庫が無くなっており、修理不能となっております。故障時は本体の更新の検討をお願い致します。
Q.ブロック恒温槽で、ブロックではなく水を入れて使用したい。
A.DTUシリーズでは対応しておりません。別の機種のWTB(直接水槽として使用可能)、もしくはサーモバケットシリーズ(ETB等)にてビーズバス水槽に水を入れてご使用下さい。
Q.エバポレーションヘッドのE1及びE2シリーズのニードルは購入可能ですか?
A.申し訳ございません、ニードルが廃番により入手不可能となっております。新型のENシリーズへの更新をご検討下さい。
Q.ENシリーズのニードルは追加で購入できますか?
A.可能です。20本セットで販売をしております。また、SUS製となりますのでご検討下さい。

恒温水槽/振とう恒温槽についてのFAQ

Q.ウオーターバスでAC200Vに対応している機種はありますか?
A.単相AC200Vでは特型扱いにて、SM-05Nをベースに制作が可能です。またヒーター容量が1KWでも制作が可能です。
Q.SD-BやEX-Bの買替えを考えています、本体(SDN/EXN)だけの購入は出来るのでしょうか?
A.購入できます。お近くのTSC.へお問い合わせください。
Q.パーソナル-11単体での購入は可能ですか?
A.はい、購入できます。お近くのTSC.へお問い合わせください。
Q.高温で使用していると水の蒸発が早いのですが…
A.水槽に合うフタを用いると蒸気が逃げずに、長時間水位を保てます。ステンレス水槽用の蓋やプラフードをご使用下さい。また、特型の蓋の製作も承っています。詳細はお近くのTSC.へご相談ください。
Q.旧ミンダーシリーズ (SDmini,SM-05R,SJ-10R,SX-10R,SH-12,SP-12R)のエラー表示について知りたい。
A.代表的なエラーの表示と意味は以下の通りです。
「ErrL」水位低下:水槽の水が少なくなり、フロート空だき防止安全器が働いた場合に
表示します。水を足しても改善をしない場合は故障の可能性がございます。
「ErrH」高温ズレ異常:何らかの理由で設定した温度より5℃以上高くなった場合に
表示します。使用していた温度より低い温度に設定を変更した場合にも発生をします。
「Err1」温度センサー断線:温度センサーが断線もしくは短絡した場合に表示します。
このエラーの場合は故障の可能性がございます。
「ErrC」低温ズレ異常:何らかの理由で設定値より100℃低くなった場合に表示しま  す。-30℃以下の場合は「ErrI」となります。
故障の際はお近くのTSC.へご相談ください。
Q.旧ミンダーシリーズ (SD,EX)のエラーについて知りたい。
A.代表的なエラーの表示と意味は以下の通りです。
「Err1」センサー不良:センサーの断線やショート等で発生をします。
電源を入り切りして改善をしない場合は故障の可能性がございます。
「Err2」水位低下異常:水の蒸発や水槽に入れていたラックなどを取り出した等により水位が低下していたり、フロート安全器が折れたりして破損した場合に表示します。
水の量が十分あり、安全器が働いてしまう場合は故障の可能性がございます。
「Err3」オーバーヒート異常:設定した温度より、現在温度が2.5℃以上高くなると表示します。内部部品の故障の場合と、高い温度で使用していて、設定をその水温より低い値に変更した場合にも発生をします。
背面のサーキットプロテクターが飛び出す:経年劣化により、内部の電流値が上がったり、ヒーターの劣化やモーターの回転が阻害されているなどで発生をします。
飛び出したプロテクターは交換の必要がございます。また、飛び出した原因確認が必用なケースが多い為に故障の際はお近くのTSC.へご相談ください。
Q.現行ミンダーシリーズ(SDminiN,SM-05N,SJ-07N,SX-10N,SH-10N,SP-12N)のエラー表示について知りたい。
A.代表的なエラーの表示と意味は以下の通りです
「ErrL」水位低下:水槽の水が少なくなり、フロート空だき防止安全器が働いた場合に
表示します。水を足しても改善をしない場合は故障の可能性がございます。
「ErrH」試料保護警報 高温:設定した警報温度に対して現在温度表示が設定値より
高くなった場合に表示します。修正方法は取扱説明書を参照下さい。
「ErrC」試料保護警報 低温:設定した警報温度に対して現在温度表示が設定値より
低くなった場合に表示します。修正方法は取扱説明書を参照下さい。
「Err1」温度センサー断線:温度センサーが断線もしくは短絡した場合に表示します。
このエラーの場合は故障の可能性がございます。
「Err0」不揮発メモリ異常:温度調節基板内のメモリが何らかの理由で数値がクリアされたり、故障をした場合に表示します。このエラーの場合はお近くのTSC.へご相談ください。

投込み式冷却器/理化学向けチラーについてのFAQ

Q.ポートタンクを使用し密閉回路に循環しているのですが温調が不安定です。
A.熱負荷もしくは室温との温度差があり、循環経路が長い場合、循環水が戻ってくるのに時間がかかり温調が不安定になる場合がございます。
取扱説明書に記載されている「オートチューニング」を行なうことで改善されることもありますが、まずは循環経路の見直しや配管以外の断熱を行なって下さい。
Q.ELシリーズもしくはCL-80,150,80F,150Fなどの開放系循環装置にて温度表示が「-20.0」と表示され、温度設定ができません。
A.装置の背面もしくは側面にある「EXT. SET(温度設定入力切替スイッチ)」がREMOTE側に切り替わってしまっている可能性がありますのでご確認ください。
切り替えても変化がない場合、もしくはスイッチが接触不良になって破損している場合もございます。その時はお近くのTSC.へご連絡ください。
Q.冷水の循環器で水温が下がりません。
A.いくつかの原因が考えられます。
1) 循環水温度が40℃以上の場合、冷凍機保護のため冷凍機の運転をストップしてしまいます。この場合は故障ではございません。(CH−402BF/602BF/602B/802Bは40℃以上でも冷凍機の運転を行ないますので、除外となります)
2) 空冷式装置の場合、装置全面にある(一部例外もあります)放熱部の側に廃熱を伴う機器が設置されている、もしくはホコリ等のゴミが付き、目詰まり等を起していないか確認をしてください。廃熱の大きな機器の側からは十分に離してください。また、目詰まりをしている際は掃除を行なって下さい。
3) 設置環境温度が35℃を超えていると冷凍機の放熱がうまく行えず、能力が落ちてしまいます。
4) 熱負荷が本機の能力を上回っている。
上記を確認の上、改善されない/当てはまらない場合は装置の故障が考えられますのでお近くのTSC.へご連絡願います。
Q.装置のスイッチを入れると温度は表示されるものの、冷凍機がなかなか動き始めません。
A.2つの原因が考えられます。
1) 水温と設定温度が近い為、冷凍機が動き出さない(温度精度±2℃)
2) 冷凍機保護タイマーが働き、最初の約3分間は冷凍機に通電させません。
いずれも装置の故障ではありませんので、もうしばらく様子をみてください。
Q.CP及びCLシリーズにてポートタンクを使用しているのですが、すぐに循環エラーが出てしまい装置が停止してしまいます。
A.流量が1L/minを下回ると循環経路に異常があると判断、フローモニター安全器が働き装置を停止します。
ホース等の折れ曲がりなどで経路が塞がれていないか確認ください。また経路は短くしてください。ホースの径が細い場合は、バイパスによる流量の確保をご検討ください。
それでも改善されない場合は、お手数ですがお近くのTSC.へお問い合わせください。
Q.表示部に「Err1」もしくは「----」と表示される。
A.装置の背面もしくは側面にある「EXT.SENSOR(外部温度センサー切替スイッチ)」がREMOTE側に切り替わってしまっている可能性があります。ご確認ください

恒温庫/ハイブリオーブンについてのFAQ

Q.霜取りタイマーはどのように時に働きますか?
A.低温で使用していると装置内部に霜が付きすぎて冷却が出来なくなってしまいます。
それを防ぐ為に定期的に冷凍機を停止させて霜を溶かす為のタイマーが「霜取りタイマー」です。季節や環境等で異なってきますが、設定がある機種に関しては15℃以下で使用される際はONにします。
Q.ボトルでハイブリを行なう場合の回転数を教えてください。
A.回転数は、用いるボトル径とハイブリダイゼーションバッファーの液量、ハイブリダイゼーションにかける時間(プローブの特異性と長さ)によって多少変わりますが、目安としてプレハイブリダイゼーションおよびハイブリダイゼーションでは5~10r/minくらい、ウォッシングでは10~20r/minくらいで試してみてください。
Q.ボトルでハイブリを行なう場合のバッファー量を教えてください。
A.ハイブリダイゼーションバッファーの必要量は実験条件により異なりますが、一般的に、ボトルを使用する場合はメンブレン1平方cmあたり0.125mlまで減らすことができます。この量は、シーリングバッグを用いる場合とほぼ同等で、タッパーの場合の半分となります。
Q.遠沈管の50ml容器で転倒撹拌やハイブリを行いたい
A.HB-80,100,60NではM-4000キットの購入にて可能です。水平及び転倒撹拌に対応が可能です。
また高温で転倒撹拌が必要な場合は、容器内の膨張による液漏れにご注意ください。
Q.ハイブリオーブンの旧製品(HB-80,100,60N以外の旧HBシリーズ)の修理は可能でしょうか?
A.温度及び速度制御の基板類の補修部品の入手が出来なくなっておりますので、更新をご検討下さい。

遠心式濃縮機/低温トラップについてのFAQ

Q.遠心濃縮に時間がかかりすぎる。
A1.蒸発潜熱が足りない可能性があります。ヒーターの温度を上げてください。
特に常圧で70℃以上の沸点の溶媒が混合されているサンプルの場合は加温をしなければ濃縮が進みません。
A2.高沸点溶媒の場合は高真空のポンプを推奨します。特にDMSOなどの溶媒はヒーターで加温を行い、水分含有のサンプルの場合は低温トラップを併用してください。
A3.遠心濃縮機のローターの最大本数の1/3以上を超えて処理をする場合は低温トラップをご使用ください。低温トラップを使用しない場合は濃縮するサンプルがクロスコンタミを起こす場合がございます。
A4.低沸点溶媒で水溶性サンプルの場合、油回転ポンプと組み合わせていた場合、水分がヒーターを入れていても昇華による凍結で余計に時間がかかってしまう為に油回転ポンプからテフロンダイヤフラムポンプへの変更をご検討下さい。また、蒸発潜熱を補う為にヒーターを入れて濃縮を促進する事も効果的です。
それ以外にも容器を変更して表面積を増やしたり、溶媒の沸点が高い場合は容器あたりのサンプル量を減らすなどの工夫も必要です。
Q.遠心式濃縮機の窒素ガスパージのやり方は?
A.製品により異なりますが、本体の真空のノズル口とトラップまでの配管の間に三方弁を取り付けてボンベに接続します。リークノズルのある製品はそちらに接続してください。
Q.どのような場合にガラスコンデンサーを使用するのですか?
A.低温トラップのトラップ槽の材質はステンレスと天然ゴムです。これらを侵す物質をトラップする場合(有機溶媒や酸系の物質)にガラスコンデンサーを使用します。
Q.真空ポンプのスイッチを解除しても以前に比べて、真空の戻りが遅くなってきている。
A.装置内部にフィルターが入っており、外気のゴミがチャンバー内に混入するのを防いでいるのですが、そのフィルターが目詰まりを起していると思います。
お手数ですがお近くのTSC.へ修理依頼を行なって下さい。
Q.真空度がなかなか上がらない原因として、何が考えられますか?
A.真空ホースが極端に折れ曲がっていてノズルの密着が取れていないか、どこかのノズルが開いている等が考えられます。
また、前回使用した水分が配管内に残っていて、それが真空度を上げるのを妨げている事も考えられます。
Q.油回転式真空ポンプの油を交換したほうがよい場合について教えてください。
A.側面の覗き窓が白濁していたら、油に水が混入していますのですぐ交換してください。
そのまま放置しておくと高額な修理になる可能性があります。
交換時の油の量はゲージの上限・下限の中間にします。

凍結乾燥機についてのFAQ

Q.凍結乾燥中、サンプルが溶けてくるのですが…
A1.機器のチャンバー内に水が残っている場合があります。
凍結乾燥瓶内に前回の解氷した水が残っていると、先ずその水が昇華してからの乾燥になるので、その間にサンプルが溶けてしまいます。使用する前に水分が残っていないかご確認下さい。
A2.真空ポンプの能力(到達真空度や排気量)が足りない場合があります。
凍結乾燥瓶内の容器の本数やサンプル液量を減らすか、多岐管に繋いだ容器を一度に真空引きをしないなどやりくりする必要があります。
またホース等の繋ぎ目に緩みが無いか確認し、継ぎ目に真空グリスを塗り密着度を高めてみて下さい。
それでも改善されない場合はサンプルの塩濃度が高い場合などが考えられます。脱塩処理後の乾燥もご検討ください。
Q.なかなか凍結乾燥が終了しない。
A1.ひとつの容器に入れるサンプル量が多すぎる可能性があります。小分けにして減らしてください。
A2.昇華面積が少ない可能性があります。予備凍結時、大きめの容器の壁にサンプルを薄く広げて凍結させる(容器を回転させながら凍結します)等の処理をしてください。
A3.真空ポンプの能力と乾燥機本体のバランスが悪い可能性があります。高排気量などの適切なポンプを使用してください。
Q.VD-250Fに真空計を取り付けたい。
A1.多岐管にハンディタイプのピラニ真空計を取り付けることが可能です。詳細についてはお問い合わせ下さい。

非接触酸素センサーについてのFAQ

Q.センサーチップはオートクレーブは可能か?
A.DO測定用のセンサーではガラス基板タイプpsT3もしくは6のYAUのセンサーで可能です。
CO2センサーチップはオートクレーブには対応しておりません。
pHのセンサーチップでは未滅菌のタイプで接着剤貼付を行うタイプにて1回のみオートクレーブに対応する製品がございます。(型式:SP-LG1-US) pHセンサーは貼り付けた後に事前に培養液に
6時間ほど馴染ませる必要がございます。2023年現在はDOセンサーのみの取扱となっております。
Q.制御や記録を行うPCについて
A.IntelのCPUを搭載した日本語仕様のWindows10 64bitをご用意下さい。記録の出力にはマイクロソフト社のExcel(インストール版)を必要とします。機器の接続の為にUSB-A端子や操作の為にマウスも必要とします。
Q.Microx TX3は現行式(PSt7及びPSt8)のニードルセンサーは使えるか?
A.使用ができません。
PSt1以外のセンサーには対応しておりません。2022年にアナウンスがあり、新型のセンサーは細径のセンサーは供給できないとアナウンスを受けております。後継機種のMicrox4への更新をご検討下さい。
Q.Fibox3は現行式のセンサーは使えるか?
A.PSt3のセンサーが使用できます。
PSt3以外のセンサーのPst7やPST8には対応しておりません。
Q.Fibox4,Microx4でキャリブレーションをしたい場合どうするのか?
A1.センサーチップに付属されているインスペクションシートのcal0及びcal_2ndの値を入力してください。入力する項目はシートの温度や気圧も入力をお願いします。
A2.インスペクションシートの値はHumid(液中)での値なので、入力をしても大気環境の酸素の値が21%を超えてしまうケースがございます。Dryの設定にして再キャリブレーションが必要です。
A3.再キャリブレーションの手順はこちらFibox4.Microx4_re_calをご参照下さい。
Q.ニードルセンサーを購入する前に選定と型式について知りたい

A.現行品の本体(Microx4,Trace,OXY-1 ST,Trace)と組み合わせられるセンサーは以下の通りです。

1.NFSG・・・・・・固定ニードル(気相測定用)
2.NTH・・・・・・・可変ニードル(気相及び液相測定用)
3.PM・・・・・・・・プロファイリング(可変)ニードル(気相及び液相、半固定物測定用)

プロファイリングセンサーはSUSニードルの先端がフラットのタイプが標準です。
特型扱いにて先端がニードル仕様のセンサーを供給できます。
PSt7は測定範囲が広く(0~100%O2)、Trace用のPSt8では0~10%O2と校正の手間と測定環境が限定されます。
ニードルの正式な型式は
例 (①)-PSt(②)-L(③)-T(④)-NS(⑤)/(⑥)
①:ニードルの種類 NTHやNFSG,PM
②:センサー感度 7 or 8
③:光ファイバーの長さ(m) 2.5 or 5 ※標準は2.5でカタログでは表記が省略されています。
④:光ファイバーの先端形状 S:シャープ(<50μm),F:フラット(200μm) ※カタログはFのみの02にて表記
⑤:SUSのニードルの長さ(mm) ※標準品は40 これより長いニードルは特型です。
⑥:SUSのニードルの太さ(mm) ※標準品は0.8 (21G) これより細いニードルは対応しておりません。

また、旧型(Microx TX3)のPSt1センサーは一部の製品のみの供給とメーカーよりアナウンスされております。ニードルの太さが0.8mm(21G)より細いタイプは基本的に供給を終了させて頂いております。
また、供給が可能なセンサーはNFSG(固定),NTH(可変)のみとなります。
WET環境向けのNFSLタイプのニードルセンサーは廃版となりましたので、代用としてセンサー繰り出しタイプのNTHセンサーもしくはPMセンサー(先端がニードルタイプ)をご検討ください。

圧力式BOD測定器についてのFAQ

Q.補修部品として遮光瓶や吸収剤ホルダーは購入が可能か?
A.可能です。瓶は1本単位、吸収剤ホルダーは最低3ヶセットでの販売となります。
Q.呼吸活性システムで使用するPCの仕様は?
A.Windows10 64bit,CPUはCORE i3以上 , メモリー 4GB以上 , HDD64GB (SSD可 ) 以上 のノートPCをご用意下さい。
USB-A端子が 2ヶある PCで比較データ出力には別途マウスが必要です。
追加のソフトはレポート機能の為にExcel 2019以降が必要です(互換ソフトは不可です)、上記の仕様でネットワークの管理をしていないスタンドアローンでの運用で測定をお願いします。
Q.呼吸活性システムでPCの専用ソフトに測定データが記録されない場合がある
A.センサーを測定開始してAn表示が消えた後、次のセンサーを約10秒位してから測定を開始して下さい。測定開始の間隔が短いと、記録中に次のセンサーの信号が書き込めない為に記録されないケースがございます。それ以外の原因として、ウイルス対策ソフトなどPCのデータ変更を阻害するソフトが動作している場合に起こります。
Q.測定値が安定しません。測定グラフが途中から減ってしまいます。
A.色々な原因が考えられますが、先ずインキュベーターの庫内温度が安定している事を前提に、生分解系での28日間の試験の場合は二酸化炭素吸収剤の変更で改善する場合がございます。NaOHやKOH,モレキュラシーブ等の場合、二酸化炭素は吸収するのですが、代わりに一酸化炭素が発生をして瓶内の圧力が下がり数値が下がるケースはございます。特にモレキュラシーブの場合、吸収による発熱で20℃や25℃の試験環境の温度の条件が安定しなくなるというケースもございます。一酸化炭素が発生しにくい吸収剤もご検討ください。また、植種菌の状況により、安定しない場合もございます。それ以外だと硝化反応によるケースもございます。
Q.BODシードを使用するとppmの値が指標としていた数値より低くなります。
A.BODシードを低温保管していると菌が休眠状態になり、数値が安定しません。植種菌の増殖が問題なく実験が出来るように前培養などが必要な場合もございます。また、希釈植種水(河川水等)を使用すると改善する場合もございます。
Q.ボタンを押すと表示がbatなどの表示をしたり、誤動作をします。
A.電池の消耗が考えられます。新しいボタン型電池CR2430に交換して確認ください。交換しても上手く動かない場合は低温環境で電池の電圧が下がって発生している場合もございます。それ以外の場合はお近くのTSC.へご連絡下さい。
Q.無線転送対応タイプ(共通):EVOセンサー及び呼吸活性システムのワイヤレスデーターBOXがWINDOWSのエラーで認識できません。
A.ワイヤレスデータBOXをUSBケーブルでPCに接続をしたまま、WINDOWS UPDATEでドライバーを更新するか、付属のソフトのフォルダーのFTDIドライバー及びUSBポートのドライバーを選択してデバイスマネージャーで黄色の三角マークが消えれば使用する事ができます。
Q.無線転送対応タイプ(EVO):センサーをSOFTに登録をしてもドロップダウンメニューが選択できません。
A.言語設定を一度イタリア語にしてから英語設定に戻して下さい。
Q.無線転送対応タイプ(EVO):センサーにAL2の表示が出て上手くスタートできません。
A.前のセンサーの「An」表示が消えて少し経って(10秒位)からセンサーをスタートして下さい。
Q.無線転送対応タイプ(EVO):センサーの記録が上手くされていない事があります。
A.センサーを測定開始をする間隔が短く、1つのセンサーがPCに記録しているタイミングで次のセンサーが信号を記録しようとして記録がされない状態の可能性があります。本数が多い場合でも測定開始の間隔を10秒位開けてからスタートをして下さい。

OD-MonitorについてのFAQ

Q.OD BOX AでS以外の他のセンサー(LやT)の使用は可能か?
A.BOXとセンサーが違う場合は使用ができません。AはSセンサーのみ、BはLセンサーのみ、CはTセンサーのみとなります。
Q.OD BOX AでSのセンサーとLのセンサーを混合して使用が可能か?
A.できません。特型でOD値の上限を変更しているBOXと標準品のセンサーを一緒に使用する事もできませんのでご了承下さい。特型を所有されていて、増設を希望される方は事前にお問い合わせ下さい。
Q.OD BOX でUSBメモリーの記録が飛んでいる事があるがどうしてか?
A.BOXとUSBメモリーの相性が合っていない場合に発生をします。OD BOXのページに推奨をしているUSBメモリーが記載されております。お手数ですが、USBメモリーを変更するか、フリーソフトのOD Viewerを使用してPCでの記録をご検討下さい。
Q.ODの値がほとんど0のまま変化しない、もしくは途中で0になった。
A1.ある程度菌が増殖しているフラスコを使用して測定を開始した。
濁度が濃いめの状況で0スタートとなり、増殖してもほとんど変化をしないケースがございます。
植菌すぐの状態のフラスコで測定を再スタートして、対象のフラスコに入れ替えて数値が変化をするかご確認下さい。
A2.OD BOXとセンサーを接続しているケーブルの接触不良により測定中に0になるケースが主に該当します。
対策はセンサーのケーブルを振とうで引っ張られない様にケーブルを固定しなおして下さい。症状が改善しない場合はケーブルの交換が必要です。
A3.OD BOXの濁度の補正値を0か0近くにしてしまった。Correctの初期設定は1.0となっております。
これより低い0.1などの数値にすると実際の濁度が濃くなっていても数値が上昇しません。
培養液を所有されている分光光度計にて測定をして、その数値にCorrectの値を合わせて下さい。
A4.センサーの故障により数値が0から変化しない。センサーの故障の確認は、A&Sの場合はPRINTボタンを押したまま電源を入れて下さい。B&LはPUMPボタンを押したまま電源を入れて下さい。そのまま測定を開始すると、測定値の部分の液晶表示が電圧表示となり、例えば5.0000などの下一桁以下が0の場合などがセンサーの故障の可能性がございます。その際は最寄りのTSCまでご連絡下さい。
Q.OD BOXのタービドシステムで培地の添加が遅い。どうすれば改善するか?
A.培養するフラスコと近い位置と高さに培地の容器をセットして下さい。
A.接続している培地の添加のチューブの長さが短くなるようにセットして下さい。

OD-Viewer softについてのFAQ

Q.OD ViewerをQRコードでなく、PCで直接ダウンロードをしたい
A.下記のアドレスをコピーしてブラウザーでダウンロードして下さい。
https://taitec.net/wp-content/uploads/2020/06/ODVeiwer.zip
Q.使用するPCのスペックを知りたい
A.OSはWindows10もしくは11の64bit版
ハードはメモリーが4GB以上、HDDもしくはSSDは64GB以上、USB-Aコネクタが2ヶ以上あること。
操作はタッチパッドもしくはマウスが必要な為、ノートPCが面倒が少ないです。
必ずOD BOXとPCはUSBケーブル(USB2のA-Bケーブル)で接続をすること。
出力したデータのグラフ化のソフトはMS EXCELを推奨しております。
Q.OD Viewerで設定するCOMポート番号が探せない。もしくは動作しない。
A.Windows10については以下の手順でご確認下さい。
01.OD BOXの電源を入れた状態でBOXの背面のUSB端子とPCをUSBケーブルで接続をします。
02.Windowsのスタートメニューの設定(歯車アイコン)をクリックします。
03.Windowsの設定の「システム」をクリックします。
04.メニューの一番下の「詳細情報」をクリックします。
05.関連情報の「デバイスマネージャー」をクリックします。
06.ポート(COMとLPT)のUSB Serial Port番号を確認します。
※この段階でポート番号が表示をされない場合は、PCのUSB端子の接触不良かUSB-HUBの相性、もしくは黄色い三角マークの場合はFTDIのドライバーが正常にインストールされていないケースが考えられます。
07.OD Veiwerを起動して確認をしたポート番号を合わせます。
※ソフトで許容されるCOMポート番号は9までなので、それ以上の番号が割り振られた場合はポート番号を右クリックをして8以下になる様に変更をして下さい。。
Q.OD Viewerでソフトを起動したときに「MSCOMM32.OCX」のエラーで動作しない。
A.ダウンロードされたVB6のランタイムにMSCOMM32.OCXが含まれていない事がございます。ファイルが含まれている場合は、管理者権限でのインストールをしたかの確認をお願いします。setupファイルの仕様にて、システムフォルダーにコピーされない設定のランタイムもございます。ドライバー類が正常にインストールしてもソフトが上手く起動しない場合は、プログラムを右クリックして、「管理者として実行」を試して見て下さい。以下はMSCOMM32.OCXが含まれたVB6のランタイムのダウンロード先の参考です:VECTOR , 窓の杜
Q.OD Viewerのソフトが測定開始をするとエラーで強制終了する。
A1.測定を行って終了した後、必ずソフトを立ち上げ直して下さい。
A2.設定をしたcomポートが違っています。正しいポート番号で測定を開始して下さい。
A3.ドライバーをインストールした時のUSBポートが違う場合に起こるケースがございます。
もう一度、必要なドライバーをインストールするか元のUSBポートにつなぎ替えて下さい。

mini photo518RについてのFAQ

Q.mini photo518Rの干渉フィルターについて知りたい
A.現在、販売をしている干渉フィルターは3種類(420nm,530nm,620nm)のみとなります。OD600で測定を検討される場合は620nmのフィルターでお願いしております。
あくまで簡易の測定機器となりますので、所有されております分光光度計との器差の確認をお願いします。
Q.データのロギングに必要な機器は何が必要か?
A.データロガー本体とRS-232Cの9PINクロスケーブル、SDカード(32GB以下の容量)が必要です。本体のメーカー名やタイムスタンプの記録が必要な場合は手順書がありますので、お問い合わせ下さい。

産業向けチラーについてのFAQ

Q.必要な能力や仕様がよくわからないのですが…
A.お近くのTSC.へご連絡を頂ければ打合せに伺い、機種選定をさせて頂きます。
また、ガイド的なページもご確認下さい
Q.既存製品にない仕様のチラーが欲しいのですが…
A.特型の製作実績は豊富にございます。是非、お気軽にお近くのTSC.へご連絡をください。
製作の前には必ずお打ち合わせが必要となりますが、その際、どういった用途・使い方をされるのか具体的なご要望をお聞かせください。
Q.装置を廃棄するにあたり、充填されているフロンはどうしたらいいのでしょうか?
A.弊社は「第一種フロン類充填回収業者」として登録しております。
フロンを回収し、フロン回収報告書(正式名:フロン回収工程管理票)及びフロン破壊証明書を発行することを有償にて行っております。
装置に封入されているフロンガスの種類や封入量によって金額が異なってきますので、お近くのTSC.へお問い合わせください。

その他、製品についてのFAQ

Q.引っかけ式コンセントプラグへの変更は可能ですか?
A.はい、変更可能です(お客様側コンセントの規格、型式(品番)等の確認が必要です)。
詳しくは、お近くのTSC.へご連絡ください。
Q.医療機器に該当する製品はありますか?
A.タイテックの製品は研究用の機器として、製造及び販売を行っています。
医療機器に該当をする製品は取り扱っておりません。
弊社は医療機器製造販売業は取得をしておりませんので、医療機器として使用しないようにお願い致します。
Q.製品の中でアスベストを使用している製品について
A.タイテックのリストで該当している製品は、水槽のノズル口や恒温槽のヒーターパッキンなど非飛散性のタイプとなります。「非飛散性アスベスト廃棄物の取扱いに関する技術指針」に沿った適正処理で廃棄をお願い致します。

取扱終了製品についてのFAQ

Q.弊社で取り扱っておりましたスペクトロニック社製 SP-20,SP20プラス,SP-10シリーズの保守について
A.現在、上記の製品についての修理、保守についての権利を失っております。後継機の取扱はThermoscientific社となっておりますので、お手数ですが、Thermoscientific社までお問い合わせください。
Q.弊社で取り扱っておりましたアイシン精機社製エピライトシリーズ及びルミビジョンシリーズについて
A.現在、上記の製品について販売を終了しております。PCの更新についてご質問を頂きますが、動作保証されているOSがWindowsXpとなり、現行のWindows10もしくは11では動作は保証されておりません。PCについては弊社ではサポートができない事をご了承下さい。

 

サービスについてのFAQ

サービスについてのFAQ

Q.取扱説明書を紛失してしまいました。再発行して欲しいのですが有料なのでしょうか?
A.紙冊子は有料で再発行をいたします。またPDFデータでよろしければ無料にてお送りいたします。こちらからご請求ください。
Q.販売を終了した製品についての修理の対応について
A.販売を終了した製品の修理については、原則5年間の対応ができる範囲を目安に部品を所有しております。しかしながら、規制フロンガスの対応など修理が不能なケースもございます。また、制御基板等の補修部品の枯渇により修理が不能となるケースもあり、その際は更新をお薦めさせて頂く事となります事をご了承下さい。

Webユーザー登録についてのFAQ

サイト/Webユーザー登録についてのFAQ

Q.パスワードを忘れてログインできません。
A.Webユーザーログインページの下部から、新規パスワードを発行ください。

製品について    サービスについて    Webユーザー登録について

タイテック株式会社 〒343-0822 埼玉県越谷市西方2693-1   TEL:048-988-8359 FAX:048-988-8362、お問合せメールフォーム
*ご購入について、および修理・メンテナンス等のお急ぎの依頼はお近くのサービスセンターへお問合せください*
Copyright (c) 2017 TAITEC CORPORATION All Rights Reserved.