再生医療への貢献

再生医療でもタイテック製品は活躍しています

再生医療にはいろいろありますが、たとえば自分の身体から幹細胞という特殊な細胞を取り出して増やし、目的とする組織や臓器などにしてから、もとの身体に移植する方法があります。 最近では、iPS細胞を使った再生医療にも注目が集まっています。 再生医療は根本的な治療になり得る優れた治療と言えます。

「低酸素」のニーズに応えたマルチガスインキュベーターー

幹細胞や腫瘍の研究向けに、CO2濃度に加えてO2の濃度を制御するニーズが増えてまいりました。タイテックでは「低酸素ブースター機能」（特許出願中）を開発。インキュベーター庫内のO2濃度1%への到達時間を大幅に短縮しました。

CO2インキュベーター内の高湿度をものともしない振とう機

CO2インキュベーター庫内で振とう機を使用する際のネックは、高い湿度の問題でした。故障するのを承知で、通常の（湿度対策されていない）振とう機を庫内に入れたりすることもしばしば。
高湿度対応を謳った振とう機も市場に存在してはいましたが、どこまで湿度に対する性能が担保されているかは今ひとつわからないものが多いようです。タイテックでは細胞培養を安心しておこなって頂けるように、水没試験をクリアした振とう機を開発しました。（※水中での使用を保証するものではありません。）

CPC(Cell Processing Center=細胞培養センター)向けにも

CPC（Cell Processing Center）とは細胞培養センターのことで、細胞培養専用のクリーンルームです。そこで使用する機器に求められるのは「埃（パーティクル）を出さない」高度なクリーンさです。モーターや冷却ファンなどを内蔵する機器は、目に見えないパーティクルを吹き出しています。
タイテックでは恒温振とう培養機をCPCで使いたいとのニーズにお応えし「CPC向け無塵化バイオシェーカー」を開発（※特注品です）いたしました。