超音波破砕機 超音波式ホモジナイザー
VP-300N(標準ホーンセット)
商品コード: 0075955-001
多めのサンプルに向く高出力型。オプションも豊富なスタンド使用タイプ。
主な用途
●タンパク質発現大腸菌等の破砕および可溶化●DNAのランダム断片化やサンプルの均一化・乳化
●カップホーンによる非接触での超音波処理
ダウンロードファイル(有用情報)
総合カタログより 超音波式ホモジナイザー VP-300N (PDF)ビーズ破砕機/凍結破砕機/超音波破砕機の使い分けについて
特長
オプション豊富、スタンド使用の高出力タイプ
本体からケーブルでつながっているコンバータにホーンおよびチップ(いずれも付属)を取付けて、スタンドまたは消音箱(いずれも別売)に固定して使用します。高出力を活かして、カップホーンなどのオプションも使用可能です。
デジタルで出力調節、見やすい画面と簡単操作
デジタルによって出力調節が容易で再現性も向上しました。各種のデジタル表示を行う液晶画面では、運転状況のモニターも可能です。
操作は液晶画面を見ながらの対話形式で、簡単に行えるようになっています。
使用するチップを選択し、各チップに最適な設定で発振
電源投入後の画面で使用チップの選択を行います。これにより各チップに最適な設定で発振ができます。オートチューニング
使用前のチューニングはボタンを押すだけで迅速に行うことができます。新方式によりチューニング時間が大幅に短くなり、またより正確なチューニングが行えます。
3つの運転モード
PWMモード:サンプルの粘性変化等に応じて出力を自動調節し、常に一定の出力を得ることができます。POWモード:粘性や温度の変化が小さい場合に安定した発振ができます。
SENモード:内部に装備された発振センサーの値が一定になるように出力調整を行います。連続破砕セルで長時間行うときに有効です。
仕様
型名 | VP-300N(標準ホーンセット) |
---|---|
高周波出力 | 最大300W |
振動子常用出力 | 50~200W (*) |
発振周波数範囲 | 19~21kHz |
チューニング | オートチューニング |
発振機能 | PWM運転、POW運転、SEN運転(詳細は上記特長欄参照) タイマー運転(1秒~120分) プログラムインターバル運転(ON:3~60秒、OFF:1~60秒) |
デジタル表示 | 出力現在値%、出力設定%、発振周波数、使用チップ、運転モード |
装置構成 | 本体、コンバータ、Φ12mm標準ホーン(チップ取付済み) |
発振スイッチ | 本体にあり(別売のフットスイッチも使用可能) |
外形寸法 | 143×360×283Hmm |
質量 | 約6.7kg |
電源 | AC100V・5A |
標準付属品 | 標準ホーン(Φ12mm:VP-HN12)、チップ(Φ12mm:VP-ET12) |
価格 | ¥964,000 |
(*)使用するホーンやチップによって上限は変動します。 | |
●RS-232C通信によるモニター出力も可能です。詳細はお問い合わせください。 | |
●本製品は高周波利用設備の型式指定を取得済みです。 | |
●発振時は出力を約40%以上に設定してください(それ以下の場合エラーが出ます)。出力が強すぎても液こぼれ等が起こりますので注意してください。 | |
●旧製品VP-15S/30S用のチップを使用することはできません。 | |
●旧製品VP-15S/30Sに本製品用のチップを使用することは可能です(ただしカプラーおよびステップ型マイクロチップは除く)。 |
外形図
別売部品
Φ12mmエクステンダー VP-EX12
標準ホーン/チップでは届かない深い容器(分液ロートなど)でサンプルを処理する場合に使用します。長さ100mm
■●オプションは組み合わせ方が決まっています。ダウンロードファイルを必ずご覧ください。:
Φ20mmエクステンダー VP-EX20
標準ホーン/チップでは届かない深い容器(分液ロートなど)でサンプルを処理する場合に使用します。長さ100mm
■●オプションは組み合わせ方が決まっています。ダウンロードファイルを必ずご覧ください。:
専用スタンド VP-ST30
VP-300Nのコンバータを固定するために使用します(VP-300Nは消音箱かスタンドが必要です)。
■●オプションは組み合わせ方が決まっています。ダウンロードファイルを必ずご覧ください。:
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