低温トラップ フリーズトラップ
VA-250F
商品コード： 0029108-000
遠心濃縮における効率と安全の面で重要な機器。トラップ容量と冷却温度で選べる3機種。
主な用途
●遠心式濃縮機（VC-36R/96R）のトラップとして●予備凍結槽や簡易凍結乾燥機として［特型］
●低温循環用の水槽として［特型］
ダウンロードファイル（有用情報）
総合カタログより フリーズトラップ VA-250F/500R/800R(PDF)総合カタログより 遠心式濃縮機・低温トラップ 機種選定ガイド(PDF)
特長
冷却能力がダイレクトにトラップ温度になる直冷方式
冷却コイルが見える直冷方式の槽内
水やアルコールは直接、その他はガラスコンデンサーに
槽内に蒸気を直接トラップする場合は、ノズル付き蓋（別売）を冷却槽に取り付けます。直接トラップのメリットは容量が多めで冷却温度がほぼそのままトラップ温度になる点ですが、溶媒が装置に直接触れることになるため、水およびアルコール系に限ります。その他の溶媒はガラスコンデンサー（別売）を槽に入れてトラップしてください。
A:真空ポンプ
B：冷却槽(気槽として使用)
ノズル付蓋を直接取り付けて減圧使用します。
C：蒸気は冷却コイルのいちばん冷却効率が高い部分に当たるためトラップ効率が高く、とくにアルコール系溶媒や高真空ポンプの使用時に効果的です。
D：真空ポンプ
水などですぐに凝固して管が詰まる恐れがある場合、こちら側に遠心式濃縮機を接続しても可。
E：冷却槽(液槽として使用)
メタノール等(火気に注意)で満たしますが、より安全なHFEをお薦めします。
F：蒸気は冷えたガラスコンデンサー内壁に凝固、捕集されます。装置材質を侵すような酸性やアルカリ性の溶液や有機溶媒のトラップに使用します。ただし、トラップ温度は冷却温度の+10℃として考え、真空度を検討してください。
ナス型フラスコでの予備凍結 よい例・悪い例（低温トラップVA-250Fを使用）
試験管での予備凍結 よい例・悪い例（低温トラップVA-250Fを使用）
仕様
| 型名 | VA-250F |
|---|---|
| 冷却温度 | -45℃ |
| トラップ容量 | 約200mL/回(*) |
| 冷却槽内寸法 | 内径Φ135×215Hmm（約3L） |
| 冷却コイル内径 | Φ90mm |
| 冷凍機 | 250W |
| 外形寸法 | 325×435×540Hmm |
| 質量 | 約35kg |
| 電源 | AC100V・6A |
| 本体価格 | ¥418,000(ガラスコンデンサーは別売) |
| (*)ガラスコンデンサー（別売）を使用した場合の量です。 | |
| ●予備凍結槽や低温循環水槽としてのご利用については、お問い合わせください。 | |
外形図
別売部品
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