糖鎖およびその分析に関する基礎知識と実際①

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「糖」と言えば、多くの方は甘い砂糖を思い浮かべることだろう。しかし、ここで言う「糖」は生体内においてタンパク質や脂質等と結びついて「糖鎖」の形になり、血液型の決定や細胞間における生体情報のやりとり(アンテナのような役割)に関与する等、生命現象において重要な役割を担っている物質である。化粧水等に添加されてい最近話題のヒアルロン酸も、糖鎖の一種(複合糖質)である。生体内では約50%のタンパク質に糖鎖が付加されているとの推測から、生命現象の解明には糖鎖まで含めた研究が必要であるとの認識が高まってきている。現在、糖鎖研究は日本が世界をリードしており、ポスト・ポストゲノムとして発展が期待されている研究分野である。ここではまず、糖鎖分析のきっかけや糖鎖の有無を調べる方法と、その後工程で使用する〈糖鎖分析用前処理システム ヒドラクラブ Y2100〉ついてご紹介する。
●〈糖鎖分析用前処理システム ヒドラクラブ Y2100〉は、販売を終了致しました。
●このADSは2004年に発行したものです。学術的な知見や作成担当部署名、関連製品の価格等の一部記載内容は、現在において変わっている場合があります。
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