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ビーズ破砕機μT-01,12での、大径ビーズ・金属クラッシャー使用時の推奨チューブ変更について(続報)

平素より弊社製品をご愛顧頂きまして誠にありがとうございます。
これまで弊社ビーズ破砕機μT-01/μT-12用の2mLねじ口チューブとして推奨して参りました、ワトソン1392-200チューブに昨年若干の仕様変更がございました。細径ビーズを使用する際には問題ありませんが、φ4~5mmの大径ビーズを使用する際にチューブ破損が見られるようになりましたので、下記の通り推奨チューブを変更いたします。

●φ3mm以下のビーズを使う場合(細菌や酵母の破砕)→従来どおりワトソンチューブを推奨

●φ4~5mmビーズ、金属クラッシャーを使う場合(動植物の組織、固いサンプルの破砕)
→SSI社チューブ(フナコシ取扱2641-0B)を推奨品とします。


ビーズ式破砕装置に使用可能な耐衝撃性チューブ
Shatter Resistant 2.0 ml Tube & Cap
米サイエンティフィックスペシャリティーズ社製、フナコシにて取扱

SSI社チューブは試験の結果、T-01/12にてφ5mm SUSビーズ、金属クラッシャーとも使用可能なことを確認しました。


※強度が高い一方、本チューブは白色不透明で中が見えにくく、うまく破砕できているか外から判りにくいという欠点があります。
透明で中がよく見えるチューブの方が好ましい場合は、速度制限があることをご留意頂いた上でワトソンチューブをご使用ください(下記:ワトソンチューブについての項を参照)。固い組織や植物種子等の破砕をご希望の場合は強固なSSI社チューブを推奨します。

【SSI社チューブ(フナコシ取扱 2641-0B)強度試験の詳細:μT-01について】

φ5mmSUSビーズ、最高速度4600 r/min、60秒、溶媒なしの条件で振とうを行いました。各5本以上試験。

溶媒なしでもφ5mmSUSビーズ1個~5個、最高速度の振とうに耐えました。
※SUSビーズを5個入れた場合は、振とう後にチューブ蓋が緩んでいることがありました(蓋をよく締めること。実際の破砕時にはφ5mm SUSを5個も入れることはほぼないので、問題ないと考えます)。

金属クラッシャーを使用した場合も、従来までの金属クラッシャーの制限速度4000r/min、15秒の条件で使用可能でした。

鶏ムネ肉の破砕例)

鶏肉 約100mg、
φ5㎜SUS×1、
バッファーをチューブ半分程度まで入れ4600r/min、
30秒振とう

オクラ種の破砕例)

オクラ種1粒、
金属クラッシャー、
バッファーなしで4000r/min、
15秒振とう

【SSI社チューブ(フナコシ取扱 2641-0B)強度試験の詳細:μT-12について】

φ5mmSUSビーズ、最高速度3200 r/min、60秒、溶媒なしの条件で振とうを行いました。各10本以上試験。

どのチューブも割れず、使用可能であることが確認されました。

また、金属クラッシャー、制限速度2500 r/min、30秒、溶媒なしの条件で振とうを行いました。各10本以上試験したところ、どのチューブも割れず、使用可能であることが確認されました。


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↓↓ ワトソンチューブ 1392-200をご利用の場合 ↓↓
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● ワトソンチューブ 1392-200をご利用の場合:φ4~5mmビーズ、金属クラッシャーを使用する際に個数と速度の制限が生じます。ご注意ください。

現ワトソンのチューブでも鳥肉程度の動物組織なら十分に破砕可能でした。透明なチューブをご希望の場合は、お手数ですが下記に注意してワトソン1392-200をお使いください。

【ワトソンチューブ利用時:μT-01について】

●φ5mm、φ4mmビーズ(SUS、ジルコニア)を使う際には1個まで。
(バッファーなしで2個以上入れると割れます)
バッファーなしのときは3000r/min以下で使用。
バッファーをチューブ容積の半分まで入れた場合は、4200r/minまで使用可。

●できるだけ低速、短時間でお使いください。


破砕例)
鶏ムネ肉
φ5mm SUSビーズ×1
バッファー チューブ半分程度の容積
4200r/min、30秒で破砕完了。


チューブ強度試験の詳細)
ワトソン新チューブが使用可能な速度等の条件を検討しました。各5本程度試験。
×は1本以上損傷がみられました。


【ワトソンチューブ利用時:μT-12について】

●φ5mm、φ4mmビーズ(SUS)を使う際には1個まで。(バッファーなしで2個以上入れると割れます)
バッファーなしのときは3000r/min以下で使用。
バッファーをチューブ容積の半分まで入れた場合は、最高速度の3200r/minまで使用可能。
●金属クラッシャー使用の場合はバッファーを入れるか、2200r/min以下に落とした方が安全。
●できるだけ低速、短時間でお使いください。

チューブ強度試験の詳細)
新チューブが使用可能な速度等の条件を検討しました。各6本程度試験。○は全てOK、×は1本以上破損がみられました。




(*)金属クラッシャーに関しては過去の推奨条件2500r/min、30sまでで5/100本がチューブ首のところで破損しました。またホルダーのネジゆるみがよく発生しました。
・金属クラッシャー使用の際は2200r/min以下に落とした方が安全です。また、できれば溶媒を入れるといいでしょう。
・金属クラッシャーにて特に硬いサンプル(固い植物の種子など)を破砕した場合、底割れが頻発する例がありました。水分が少なく固いサンプルの破砕をご希望の場合はフナコシ2641-0Bのチューブを推奨します。
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